アイアンのヘッド交換を考えて頂いているお客様がお二人いらっしゃいます。
お二人とも、年齢、体格、技量などが似た方です。
現在ご使用のアイアンも、似たタイプのものをお持ちでした。
ヘッドは、アングル調整が出来ないチタンフェースのオーバーサイズであり、シャフトは100g前後の軽量スチールシャフトでありました。
また、「自分が上達しないのは、技量が足りないからだ。」と、同じ悩みを語っていらっしゃいます。
そして、謙虚に自分を見つめる方々の多くは、「オーバーサイズは打ちやすい!!」という、微妙な言葉に重きを置いていらっしゃるように感じます。
お二人とも、当店をご利用いただいているお客様の紹介でいらっしゃいました。
最初に頂けた仕事は、アイアンのグリップ交換でした。
グリップ交換する事によるクラブの変化、スイングの変化などを丹念に説明させて頂き、グリップ交換を終えました。
ホームページを見てご来店頂ける方とは違い、紹介の方には、少々変わった店と店主であったかと思います。
「また、何かあれば、ご来店下さい!」と仕事を終え、何日かが経ったのが数ヶ月前です。
お二人を紹介して下さった方は、当店の考えをよくご存知であり、お二人とゴルフ仲間であったようです。
そして先月、それぞれお二人は、「軟鉄ヘッドは良いのですか・・・?」と尋ねていらっしゃいました。
顧客様が私の伝えたかった事を、伝えてくれたのだと思いました!
軟鉄鍛造ヘッドの利点を、説明させて頂きました。
お二人ともに、打ってみたいとおっしゃられました。
かなりのオーバーサイズであったので、せっかくなら、小ぶりなヘッドを試してみてはと思い、小ぶりなヘッドで軽量スチールシャフトの試打クラブをお貸ししました。
キャビティーバックタイプ、マッスルバックタイプのヘッドを数種類、打って頂いた結果、偶然にもお二人は同じヘッドが気に入って頂けました。
打球感や操作性を気に入って頂けたのか、ヘッドは小ぶりの低重心のマッスルバックタイプでした。
ヘッド交換されるか否かは、検討中なのですが、ヘッドが大きければ、必ずしも打ちやすいのではない、ということを体験して貰えた事は嬉しく思います。
さらに、「アイアンをセットで考えたときに、番手間のアングルのピッチを正確に調整が出来るヘッドでなければならない!」という理由の上で、軟鉄鍛造ヘッドを選択して頂けると、店主は小躍りしてしまいそうです。
まずはひとつ、オーダーメイド用のパーツに触れる機会は、HONESTにご用意させて頂いております。
お一人からオーダーメイドクラグに触れ、良いところも悪いところも含めて、感じたままをお伝え頂ければ幸いに思います。