真っ直ぐに、遠くへ飛ぶドライバーを手にしたいゴルファーは未だ、今後も減る事はないのでしょうか・・・?
数年後には、アマチュアゴルファーもヘッドの反発係数を規制される方向に話がなってきておりますが・・・・
「距離をあきらめた時に、ゴルフは上達する!」
「飛ばすのを止めたとき、スコアは良くなる!」と言った言葉を頭で理解しつつも、
「ドライバーの距離は、第一アドバンテージ!」
「攻撃は、最大の防御なり!」と言った事を実現する為に、ドライバーを探し出すゴルファーが減る事はなさそうですが・・?
ヘッドが大きければ、飛距離がでるものでもないと思いますが、300ccの体積のヘッドを使っていた方が、350ccに、350ccを使っていた方が、380、400ccのヘッドにと、より大きいサイズのヘッドが装着されたドライバーを購入するケースが増えているようです。
そんな昨今、当店に来店して頂いておられる方々から、よく似たことを尋ねられます。
「○○社の××モデルのドライバーの表示ロフト角は寝ているのでしょうか・・・? 表示ロフトと実際のロフトはどれくらい違いますか・・・? 9度表示でリアル11度くらいあるかな・・・?」
と言った質問です。
このような、発言は、既製品メーカーの表示ロフトが、リアルロフトとは違う事を知っておられる方のものです。
そんな質問の答えは、「表示ロフトに惑わされずに、適正(合った)ロフトを購入下さい!」・・・と。
答えと言うよりは、アドバイスしか出来ません・・・
そんな結果、持ち込まれたヘッドを当店で計測し、その計測結果を知った方々は、「10.5表示で、リアル12度もあるんや~あ~やはり・・・寝てたのか、フェース面よく見えてるもんな~9.5度表示で丁度良かったな?~・・・どっちか迷ったんだけど・・・、そら、球高いわな~」と・・・自身の間違った判断に悔しそうに話します。
リアルロフト角、フェース角の存在を知らない方々には、何のことか??全く理解できない話になります。
ライ角度はヘッドに刻印されている事は少ないですが、もしも、表示されていれば、同じ様なことが起こることは間違いないでしょう。
シャフトに表示される事の多い、フレックスについても同じ事が言えます!
「A社のSシャフトは表示より硬い・・・?A社のRシャフトは、B社のSシャフトと同じくらいの硬さ・・・?このシャフトXと表示しているけど、軟らかいから、Rかと思った・・・?」と言った、よく分からない会話は、あげたらいくらでも出てきます!
既製品メーカー側がヘッドやシャフトに数字や記号を表示するのには、購入する側のことを考えてなのでしょうが、実際に表示されているが為に逆に混乱される購入者を見たり、雑誌等で リアルロフト角12.5度(10.0度表示) と書かれたものを見たりしたときに、足並みの揃わない、基準が定まっていない混沌さに困惑の色を隠せない、今日この頃の私です。