その後、Mさんには、練習場に2回行って頂きました。その内1回は私と、私の友人と3人で行きしました。実は、既にスペックの計測は終えており、私なりの評価は出ていたのです。
(Mさん、友人には、何も言っていません!)
私の評価は10点満点中の3点でしょうか・・・?
スペックの計測結果はロフト角、ライ角のピッチにバラツキがあり、ショートアイアンがアップライトぎみで、バランスが重たく、D2~3はありました。
数値は舶来品にありがちな状態でしたが・・・数値以上に気になることがありました。ネック(シャフトの先端部)に何か(鉛、コルク栓?)が大量に入っているのです。
グリップエンドの穴から細い真鍮の棒を突っ込み、どこまで入るのかを見たところ、(シャフト内に振動衝撃吸収コアが入っているものは、ヘッドとシャフトをばらさないと確かめることはできません!)なんと、ソケットの2cm程上(バット側)までしか入らなかったのでした。(しかも、全番手です。)
つまり、シャフトの先端から、7,8cm程の空洞であるべき所が詰まっているのです。
(スチールのシャフトの先端の内側の直径は約7mmあります。)
M さんの打った感想(コメント)は、「全般的にかなり、つかまりやすく?というよりは、ひっかけが出やすく、バランスが重たく感じ、ダフリが出やすく、特に短い番手は引っかかり、長い番手は重くて振れず、距離が出ない。使えないことは無いが・・・?」といった感じでした。
私の友人はクラブ(道具)に詳しく、腕も確かで、クラブの良い、悪いの評価は出来るので、Mさんのアイアンセットを打ってもらいました。
友人は「なんかおかしい・・・?」と首を傾げていました。
私は、ネックに何かが入っていることや、数値も既に知っていたので、先入観もありましたが、私の打った感想も「なんかおかしい・・・?」でした。
その後、Mさんと友人にアイアンセットの実情を告げたのでした。
その後は、次話でお話いたします!