お客様から、「AWが飛ばない!」「PWが飛びすぎる!」「PWとAWの飛距離が同じ!」と言った内容、または、その反対の悩みを結構耳にします。
その原因は、単純にロフト角のピッチが一定していない場合が多いと思いますが、
他にも原因は考えられます。
AWの長さが極端に短かったり、PWのライ角が異常にアップライトだったり・・・
グリップの向きやバランスの違いによるスイングの変化も原因のひとつになってくるでしょうし、他にも原因はあるでしょう。
ある数値(スペック)に注目したいと思います。
スペック表の一部分をクローズアップしてみましょう!
I#9とピッチングウェッジ(PW)とアプローチウェッジ(AW)とサンドウェッジ(SW)のロフト角とフェースプログレッション(FP)の2項目の8つの数値を並べてみました。
下記の3パターン(A・B・C)をご覧下さい!
I#9とPWとAWとSWのロフト角のピッチは同じ4度で、それぞれFP値が違う(FP値のピッチが違う)3パターンです。
(長さは半インチピッチ、ライ角は0.5度ピッチ、バランスは一定とします。)
番手 | ロフト角(度) | フェース プログレション (mm) | |
A | 9 | 44 | 1.5 |
PW | 48 | 1.5 | |
AW | 52 | 7.0 | |
SW | 56 | 7.0 | |
B | 9 | 44 | 5.0 |
PW | 48 | 5.0 | |
AW | 52 | -0.1 | |
SW | 56 | -0.1 | |
C | 9 | 44 | 4.5 |
PW | 48 | 4.5 | |
AW | 52 | 4.5 | |
SW | 56 | 4.5 |
この3パターンは、それぞれどのような現象(傾向)が起きると考えますか!?