スポーツには、ルール(規則)があります。
ゴルフにも、ルール(規則)があります。
ゴルフの規則が書かれた、規則書があります。
JGA発行の2004年度版「ゴルフ規則」には、このように書かれています。
「ゴルフ規則」は、英国ゴルフ協会(R&A)と米国ゴルフ協会(USGA)の両者が共同して、英文の規則を制定し、それが数ヶ国語に翻訳されます。
日本では、日本ゴルフ協会(JGA)が翻訳して日本文の規則を制定されます。
このようにして、各国のアマチュアもプロフェッショナルゴルファーも、世界共通の規則のもとでプレーし、ゴルフ競技が行われているのです。
「ゴルフ規則は世界共通である!」とも・・・
規則書の大半はプレーに関する規則(ルール)が書かれています。
競技ゴルフをされる方は、内容を理解する必要があると思います。
勿論、クラブのデザインについての規則も書いてあります。
ゴルフ規則は4年に1度見直され、1月1日から、実施されるのです。
今年が4年に1度の規則改定の年なのでした。
今回は何十箇所かの変更がありました。
クラブのデザインの変更もありました。
クラブの長さとクラブヘッドの大きさに関することでした。
付属規則Ⅱ(クラブのデザイン)の1c(クラブの長さ)と4b(クラブヘッドの大きさ)に加えられたのです。
前者1cは、「パターを除き、クラブの長さを最大48インチに制限する。」
後者4bは、「ウッドクラブのヘッドサイズを最大470ccに制限する。」と・・・
私も、お客様からルールに関して尋ねられることがあります。
昨年は、反発係数に関して尋ねられる事が、多々ありました。
しかし、2004年度の規則改定「48インチ、470cc案」に関して尋ねられる事は、
今のところ、ほとんどありません。
規則改定された事を知っているゴルファーはどのくらいいるのでしょうか・・・?
48インチを越える長さや470ccを越える大きさのクラブを昨年まで愛用されていた、ゴルファーは全体のどのくらいの割合だったのでしょうか・・・?
もしも、48インチが46インチで、470ccが400ccであったとしたなら、
お客様から、質問が殺到している事でしょう!
今回の改正では、他人事としか感じなかった人が多かったと思います。ですが、この「規則」には様々な事柄が規則として記されています。ぜひ、一度手にとってその規則を読んでみてはいかがでしょうか? |