刻印「±」

当店のオリジナルウエッジ商品は、ロフトの数字に後に
±(プラスマイナス)
と刻印を入れてもらうことがあります。
オネストのオリジナルウェッジ, 銅メッキいぶし仕上げ, honest original wedge
この刻印は、このウェッジ(銅メッキいぶし仕上げ)を作ってくれる職人さんに預けています。

店主がお客様とウェッジについて話をしていると、
「このウエッジは、ロフトが58度だから球は上がる!!?」
「60度は、転がし難い!!?」
「52度は、転がしやすい!!?」
「今回買った58度は、以前の58度の物より飛ばない!!?」
「今まで、ずっと56度しか使っています!」
このような表現を、たびたび耳にします。
これを読んで頂いている方々は、どのように表現なさるでしょうか。

実際のリアルロフトが同じ58度でも、FP値(フェースプログレッション)が
2mmと8mmでは、ずいぶんと違います。
58度でも、FP値が2mmと8mmでは、弾道は異なり飛距離は10yくらい差が出るものです。
ソール角度やソール幅によっても、打った結果は違いますが。
ヘッドに58度と表記しているから、リアルロフトが58度とは限らない。
58度を56度に調整しているものが、中古やネットで売られていることもあるし、その逆もある。
58度を使って思った距離が飛ばなければ、56度に調整して、自分が思う「飛ぶ」仕様にすればいい。
56度でロブショットが打てなければ、58度にしてソールを削ればよい。

56でも58でも適当でいい!
と言いたいわけで、ありません。

ロフト角を立てればFP値が少なくなり、
ロフト角を寝かせればFP値が大きくなり、
このように調整することで・・・
構え方やスイングも変わり、結果として、弾道や飛距離も変わります。
だから、
「調整」していろいろ試してください!!
ロフトの数字に騙されないで、「自分仕様」に調整しましょう!!
という気持を込めて、店主は「±」を作りました。

オネストのオリジナルウェッジ, 銅メッキ仕上げ, honest original wedge
という話でした。