恩師の紹介でご来店頂いた、お客様、Sさん。
２年前、初めてのアイアンセットをご依頼頂きました。
Sさんはこのセットを気に入って頂いたようで、店主は、続きのウエッジも製作することになりました。
その１年後、「もう１セット！」という事で、スペックを少し変えた２つ目のアイアンセットを製作させて頂きました。
Sさんは、これも先のセットと同様に気に入って頂けたようで、店主は、この続きのウエッジも製作いたしました。
その後、店主はSさんとお話をする機会が無かったのですが、それから半年が経った半年くらい前でしょうか・・・、新たなドライバーの依頼を下さいました！
以前のご依頼時には、SさんのUTやFWやドライバーの計測したことはありませんでした。
今回のご依頼も「店長に任すわ～。１０万くらいで１本作って～」という感じでしたので・・・、「では、お任せ下さい！」と、製作に入りました。
以前製作させて頂いたアイアンセットから、シャフトの硬さ、重さを推測し、アイアンは３番からでしたので、ロフトは１１度くらいかな？？ と、勝手な想定をして仕上げ、宅配便でお届けしました。
店主は、Sさんから「良かったわ～」とお返事を頂けるものと、またも勝手に想像しておりました。
しかし、Sさんから返ってきたお返事は・・・「あかんわ～スライスしかせんわ～」、でした。
店主の勝手な想像が招いた、Sさんに失礼な結果になってしまいました・・・。
反省して、原因究明です！！
アイアンからして、シャフトも重くないし、硬さも問題ないはずなので、タイプが合わなかったのか？？と思い、
店主はSさんに尋ねました。
「今までのドライバーのロフトは大体、何度を使ってましたか？」
「大体１０度とか１０．５度やな～」
ふむふむ。
ということは、
吊るしの１０．５度なら、当店のリアルロフトで１２度くらいかな？ と推測し、もう１本製作して、先にお送りしたドライバーと交換することにしました。
しかし、店主の推測が当たることなく、届いたお返事は「また、あかんわ～」でした。
次に、店主はシャフトの整合性に問題が発生していると推測し、再度の交換を試みました。
ところが、３度目の正直ともいかず、「また、あかんわ～」でした。
！？？？？？
店主はこの問題を解決する為に、Sさんに、今お使いの、まあまあ調子の良いドライバーを計測させて頂きたいと願い出ました。
Sさんにわざわざご来店いただき、計測したところ・・・、
「１０度」と表示されたヘッドは、当店のリアルロフトで１４度でした！！
・・・騙されたような！？
・・・情けないやら！？
・・・腹が立つやら！？
でも、これはもう、店主の確認不足が招いた自業自得です、猛省必須です。
ドライバーの新調をご検討の皆様、今お使いのドライバーを持ってお越しください！
反省した店主がしっかりと測定し、最善の策をご提案させて頂きます。
