開業当初の昔、ご来店頂いた方々にアイアンのアングルの重要性を説明したところ・・・、
多くの方には、若輩者の店主の話に、耳を傾けて頂けました。
とてもありがたいことと、記憶しています。
しかし、時には・・・、
「コース出たら、練習場の様な平らな所から打つことなんて、ないねんから~? ライ角なんて、バラバラでもいいんとちゃうん~?」
「ロフトやライ角が揃っていても、自分のスイングはバラバラやし~? もっと上手くなったら、揃えるわ~?」
と、今は聞くことが少なくなった感想を述べられていました。
当時の若かった店主にとっては、
「この人は、ほんまにゴルフが楽しいんかな??」
と、不思議なことを言うオジサマ方に難しい思いを抱いていました。
平らな所から何番を打っても「真っ直ぐに打てるアイアンセット」を持ち、その仕上げに納得して、練習・努力をすることから始めてこそ、コースに出てから、
「前下がってるし、捕まりずらいし、右に曲がるし、左を狙おう!!」
「左足上がりのライやし、番手大き目で打たないと届かないやろうな!?」
「風は右からやし、前上がりのライやし、グリーンの右端を狙おう!!」
「打ち下しやし、左下がってるし、2番手は小さいクラブで良いかな!?」
の、計算が成り立つのでは?
結果は上手く行かないにしても、こんな事を計算しながらコースを回り、自分を見ながら周りを見ながら、次へと次へと成長するキッカケを掴めるところが、ゴルフの楽しさ、醍醐味だと思います。
そんな理屈を言ってないで?
コースで計算通りに打つために、納得できるスイングができるようになることを目指して、真っ直ぐな練習場で何番を打っても「真っ直ぐに打てるアイアンセット」を、
その手にしてください。
と、今週は多くのお客様に話をさせて頂きました。
とても、ありがとうございます。