そのお話、拝借させていただきます。

今日は、仕事に追われてネタを書くことができませんでした。
そんな中、お客様へのご連絡のお返事で、とてもニヤニヤしてしまう文を綴っていただきました。
早速、掲載の許可を頂きました。


ドライバーの件、了解しました。
いつもありがとうございます。

新しい取引メーカーだと、色々と気苦労あるのでしょうか。
思ったようにいかないですね、自分たちの仕事も色々なメーカーが新しい商品や薬を開発して営業に来られますが、本当に信頼できるメーカーが少ないです。

1.気になるヘッドや、自分なりにイイと思うシャフト、好きなグリップを伝えて一度、検討してもらう。

2.可能であれば試打をして、工房店主と相談して決まる。この相談が「キモ」でこれからの依頼主の伸びしろや、ゴルフスタイル、好みを両者が色々と話し合って決める。
シャフトはSかSXだとか、安定感のあるヘッドなのか操作性に優れるヘッドだとか。
こればっかりは、知り合ってしばらく経たないと決められるモノではないと思います。
もちろん、ゴルフクラブとは関係ない話もしないといけません!
それなのに最初から、高級なヘッドやシャフトを勧めるショップが多いのは??? ですね。
この前、○○○で合わなかったら試打用に回すからと言い切るのはスゴイと思いました。

3.クラブが完成した後でも、使用していく過程で短くしてみたり、クローズにしてみたりして、依頼主により合うように調整して手放せないクラブになっていく。
この、おちつく状態にしていく様子が醍醐味なのかもしれませんね。
めっちゃ飛んでも、フェアウェーにいかないドライバーは良いクラブではないです。
そんなのじゃ、愛着がわかないですもんね。

私は、この関係が、理想的なんだなと思えるようになっています。
ただ、実際は完成してもらう前のヘッド重量やシャフト重量、バランスなどをふくめ、私には、解らない事もおおく最終的には山崎さんにオマカセです。

ソコで、今回のように納期が近くても納得できない商品を変更して完成してもらえるのは、『本当に信頼できる工房』なんだなと安心してニヤけています。

多くのゴルフクラブは見た目は一緒でも、重量やバランスに違いがあっても同じ値段・同じ説明で販売されていますが、このようなことを教えて貰うと案外、打ったらバラバラのモノなんだろうと思ってしまいますね。

売り物は、ゴルフクラブというひとくくりにされるモノでも、完成しユーザーの手に渡るまでの経過は全くちがうから所有感もひとしおですね。

どうぞ、急がずにドライバー完成してください。
ゆっくりと待つのみです。


Mさん、納期が長引いで申し訳ございません。
どうぞ、楽しみにお待ちください!!