先週、持込まれたクラブをバラした時に3枚の写真を撮りました。
あるショップで、既製品をリシャフトされたクラブでした。
ヘッドを抜き、グリップを抜き、各パーツの掃除をしようとしました。
このクラブのヘッドのネックには異物が残らず、グリップもテープが残らずに綺麗に抜けました。
次にシャフトについてきた両面テープを取ろうとしたのですが、素直には取れなかったので、熱を加えて取りました。
このような、両面テープを使うようなショップのやる事なので予想はつきました。
シャフトの先端は、ご覧の通りでした。
ヘッドやシャフト重量から、バランスを揃える為には、バックフェースに鉛を貼る以外にはこの方法しかなかったのでしょうか・・・?
さらに、驚いたのは、シャフトバット側でご覧の通りに細工していました。
何かを隠すかのように、シャフトの内側に鉛テープが見えました。
流石に、バラす前のバランスは合っていましたが・・・。
ショップ、工房の数だけ、考え方、調整方法があるので、何が正解なのかは言い切れない部分はあります。
ですが、使い手が納得し、使い手に満足していただけるだけの説明と調整が、工房には必要であると感じました。