とっておきのドライバー探し

「アイアンは○○を使っているのですが、ドライバーはどんなのが合いますか・・・?」と

アイアンとドライバーの相性を質問される事は多々ありますが、

何故、いきなり、アイアンとドライバーの相性なのでしょうか・・・?

FWはバッグに入っていないのでしょうか・・・?

このような質問をされるほとんどの方も、ちゃんとバッグの中にFWが最低1本は入っていると思われます。

とにかく、現在使用中のドライバーよりも、飛んで、曲がらないドライバーを早急に、手に入れたいという事なのでしょうが・・・。

唐突に、「どんなドライバーが合うのですか・・・?」

と、何の情報も無く、聞かれるよりは、勿論、答え易いのですが・・・。

使用中のアイアンの情報が参考にならない事はないのですが、ドライバーを探す上で、最も参考になるクラブは、3W、4W、5Wといった、探しているドライバーに、一番近い長さのクラブです。

非常に気に入って使っているアイアンセットがあるならば、そのアイアンのスペックを手掛かりに、合ったドライバーを探すことは出来ないとは言いませんが、

非常に気に入って使っているFWセットがあるならば、そのFWセットのスペックを手掛かりにした方が、より合ったドライバーを探す事が出来ます。

しかし、調子良く打てる、気に入った、アイアンセットとFWセットを探すことが出来たとしても、それらを手掛かりに、ドライバーを探し当てる事が簡単かというとそうでもないとも感じます。

数値を手掛かりにすれば、かなり絞り込む事は出来ているはずなのですが、ゴルファーがドライバーというクラブに求めるものは大きいようです。

シャフトの種類も増え続けるでしょうし、情報過多な時代で「シャフトを換えたら、飛んで、曲がらない!?」と考え、ドライバーのリシャフトを繰り返すゴルファーは多くなっています。

リシャフトで想いが叶う事も十分考えられる事で、仕方の無い現象だと感じます。

しかし、アイアンセットとFWセットのクラブのスペックを理解した上で、間違いのない範囲でリシャフトをして頂きたいと思います。

信頼できる手掛かりも無く、何かに差し換えれば、いずれ当たる!?といった考えでは、現代は非常に当たる確率の低い時代だと思います。

 飛んでも曲がらないドライバーを探すことは、ゴルフを辞めるまで、決して終わる事は無いものでしょう。
しかし、それは、永遠の夢として、ゴルファーの楽しみとして良いかもしれません。