解答は下記の通りです。
番手 | W1 | W3 | W4 | W5 |
長さ(inch) | 45.0 | 42.5 | 42.0 | 41.5 |
重量(g) | 325 | 350 | 357 | 364 |
振動数(cpm) | 265 | 290 | 295 | 300 |
バランス | D1.5 | D1.5 | D1.5 | D1.5 |
アイアンとW1は触らずにW3,W4,W5の重量と振動数を表のように調整し直すと、14本の統一性ができます。
クラブの重量は「短くなれば重く、長くなれば軽く。」
クラブの振動数は「短くなれば硬く、長くなれば軟らかく。」が基本です。
半インチ短くなれば6~8g重くなり、半インチ短くなれば5~7cpm硬くが目安になります。
第5話のスペック表の重量は、W1を基準にするとW4はほぼ合いますが、W3とW5は明らかに軽いと判断でき,重くしてやる必要があります。振動数はW1を基準にするとW3は硬すぎるので軟らかく、W4とW5は軟らかすぎるので硬くする必要があります。
スペックを計測し、長さに対して重量と振動数を調整していけば(バランスが同じという条件付)、振りにくい番手が無くなり、すべての番手が同じリズム、タイミングで打てるようなセットに仕上がるのです。
もちろん、「長、重、振」だけではなく、他のスペック(キックポイント、トルク、重心距離など)も大切ですが、同じ設計のクラブであれば、調整しなくてはいけない最低限のことだと思います!
注意「表の数字は誰にでもあてはまる数字ではありません!」