まだまだ、組み立てるという事が軽視されている。

先日、とあるパーツメーカーの方が、アイアンのヘッドを持ってやってきました。
説明を聞いてみて、とても優れたヘッドであることが分かりました。
アイアンを重視している当店としては、まずは、これで試打を製作しようと決めました。
セットでの重量ピッチのバラつきや組み立て後のアングルやFP値がどのようになるのかが、とても楽しみです!

期待を裏切ってくれないことを、祈ります。

ヘッドのメーカーに限らず、シャフトやグリップのメーカーの営業さんも、パーツを手にやってきます。
とても当たり前の営業ですが、ちゃんと、そのパーツの良さをアピールしてくれます。
店主も、その話をちゃんと聞いて、それを当店のお客様にアピールできるかを判断しています。
ただ、そういった時に、忘れてはいけない大切な注意点があります。
それは、ヘッド、シャフト、グリップの各パーツが良い事と、パーツとパーツとパーツを組み付けたクラブの状態が良い事とは、必ずしもイコールにはならないことです。
営業さんのアピールの中には、パーツのアピールや説明に夢中になり、そこまで考えている?分かって話をしている?な場合もあり、残念に思ったりもします。
パーツを組み立てている現場を知っていれば、営業の仕方も違うと思うのですが!?

お客様からすると、このような店主と営業さんとの話は、あまり面白くないと思います。
お客様からは、良くこういう質問をいただきます。
質問「●●●のアイアンヘッドって本当に良いのですか??」
店主「あ~、それは重量ピッチも揃っているし、アングル合わせたらFP値も揃うし!! 良いヘッドですよ!!」
質問「××シャフトはどうですか??」
店主「あ~シャフトの曲りも少なく、重量のバラつきも少ないし!! 悪くないですよ!!」
質問「▽▽グリップは滑りにくいですか?」
店主「良いみたいですよ!」

こういう情報は、何処の?誰から?の情報で成り立っているのでしょうか?
多くは、ゴルフ工房?の発信するブログやFBの情報から・・・でしょうか!?

各パーツが良い物を組み立てれば良いクラブになるとは、限らない!
各パーツが荒削りな物でも、組み立て次第では、見た目は悪いが良い仕上がりになる事もある!
要するに、依頼者(ユーザー)仕様に組み立てられていなければ、全て台無しになるという事なのです!!
なぜか出てきたもの・・・

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