当店は、ゴルフを教える事(レッスン)を仕事としておられるプロゴルファーの方や、ティーチングプロの方々にも、来て頂けるようになりました。
頻繁に、生徒さん(レッスン生)をご紹介して頂けたり、プロ自ら生徒さんのクラブを持ち込んで頂き、いつもありがたく思っております。
その中の2人のプロ・ティーチングプロの方が、とある練習場で週二回のスクールを開校しておられるのですが、
そのスクール生のクラブを調整させて頂く機会が数ヶ月前にありました。
それから、同じ内容の調整依頼がスクール生の他の方々からして頂ける様になりました。
その方達の中では、その調整内容の事を「クラブのそうじ」と呼ばれているそうで、「そうじすれば、性能が良くなった!」と言って頂けるようになり、嬉しい事です。
これは、私が、「そうじ」とは呼ばず「バラす、分解」と呼んでいる内容ですが・・・
なぜ、「そうじ」と呼ばれるのでしょうか?
それはきっと、ネックの中の必要以上のバランサー(真鍮や鉛)を除去し、バックフェースに貼る行為を見て頂いたからの事なのでしょう。
しかし実は、それだけではないのです。
ばらして組み直す間に、
- バランサーの除去
- ロフト・ライ角の調整
- シャフトの向き・挿し方・長さ調整
- グリップの向き・太さ
- などなど
の作業を組み合わせて、クラブに規則性を持たせています。
「そうじ」という呼び名は、単純で、非常に分かり易く、おもしろい呼び方です!
でも、「そうじ」した後は、汚くなるのが、ゴルフクラブの「そうじ」だったりするのです!!
汚くなったそのクラブこそ、「そうじ」と多くの調整が加わった証なのです。