「プロゴルファーになりたい!!」と夢を現在も持っている人、過去に持った事のある人は何人いる、いたのでしょうか・・・?
その中の何人が夢を叶える、叶えたのでしょうか・・・? プロゴルファーになる事が、夢の終わりではないでしょうが・・・
プロゴルファーを目標に、日々、練習に励み、努力をしていると思われる何人かの研修生と出会ってきました。 また、プロゴルファーをあきらめ、今は、趣味でやっておられるという方々にもお会いしました。
先月、ある研修生が来店しました。
たまたま、近所ということで、やってきた研修生は、私の中学校の後輩でもある、F君でした。
F君はドライバーのシャフト交換で来店しました。
後輩にあたるという事で、つい余計な話かもしれないが・・・・
と、クラブセッティングの大切さを聞いてもらいました。
既に、プロテストの予備予選、なるものが、始まっているらしく、来月には、地区予選があるという事で、大きな変更は出来ないと考えましたが、まず、現在使用中のクラブの現状を把握する事を進めました。
話を理解してくれたようで、計測してみると、趣味としてゴルフをやっている、アマチュアゴルファーにありがちなクラブセッティングとなんら変わりはありませんでした。
アイアンのアングルにバラツキがあり、4wのシャフトは他のものよりも、軽く、軟らかいものがセッティングされていました。
アイアンセットは中古で購入したようで、ヘッドは有名メーカーの10年くらい前のもので、軟鉄鍛造品で、メッキが剥がれ落ち、溝もダレタ状態のものでした。
このアイアンセットを見たとき、一生懸命に頑張っている事が直ぐに分かりました。
彼らは、毎日のように、ラウンドでき、練習場でボールを打つ事ができます。
そんな環境にいながら、高い目標がありながら、なぜ、道具をおろそかにするのか・・・・? 決して、おろそかにしている訳ではなく、気が付かなかったといった方がよいのでしょうか・・・?
そんな彼は、もう何年もテストを受けているようで、今年が最後のチャレンジのようです。
彼が、今までに、万全の道具を持って、プロテストに望んだ事がないのだとしたら、この数年は、悔やんでも悔やみきれないはずですが、
ゴルフは、道具を選べる競技なのです。
今からでも遅くないので、今年は出来る限りの万全のクラブで臨んで欲しいと想い、現在、クラブの調整中です。
1mmの厚さの鉄板は、 カッターやハサミで切れるかもしれません。 1cmの厚さの鉄板を、 カッターやハサミで切ろうとすると、どうなるでしょうか・・・? |
その答えに気付いたF君、がんばれ。