共通する悩みを持ったゴルファー・・・

ゴルフフェアーも終わり、3月に入り、バタバタと忙しく仕事をさせて頂いております。

忙しくさせて頂けている仕事のひとつに、メールによる、問い合わせがあります。

そして、遠方(他府県)の方々の場合、悩みのクラブが詰まったゴルフバックが、HONESTへと送られてくるのもしばしばです。

そのきっかけとなったメールには、ゴルフに対する真剣な気持ちがつづってあります。様々な年齢の方、職業の方、ゴルフの経歴、・・・そして、現在使用中のクラブのスペックと不満、満足いかない点、「このクラブで良いのか?」という悩みが書いてあります。

悩みを解決する為に、真剣に考えていらっしゃるそんな文章を読んでいると、とても嬉しくなります。

この文章を書いている(3月18日(木曜))時も、遠方の方から、

「来週バッグを送りますので・・・・。」

「了解いたしました。」とメールを交わし、一式をお預かりする事になりました。

「近くのショップや工房には、レフティーのクラブを満足に計測する事が出来る機材や計測器が完備されていない!」といった悩みを。

「信頼できる測定器で測定して頂きたい!」との悩みも。

「まだまだ、若輩ゴルファーでありますが、死ぬほどゴルフが好きなので、どうか、宜しくお願いします。」と言ったコメントが最後に書かれている事も良くあります。

 この様に、謙虚な、ゴルフ大好きゴルファーの多くの方々が、自分に合った道具を手に入れる為の試行錯誤をしておられます。

今後、「自分に合った道具の手に入れたい!」といったゴルファーが増えると実感しております。

話もせずに、メールでの数回のやり取りで、大切なクラブを一式送って頂けると言うことは、よく考えてみれば、信用をおいていただき、本当に有り難いことです。

私は、趣味を仕事にしてしまったので、死ぬほど○○が好き!

と言った趣味もなく、寂しいものです・・・

以前、遠方から、片道3時間をかけて、来店して頂いた方がいました。

その方は、バイクを趣味としてやっていたのですが、「バイクは命に関るので、よほど信用、信頼できるショップでなければ、調整を依頼しない!その代わり、信頼できるなら、何処にあろうと行きますよ~」と言っていたことを思い出しました。

 日本全国、いや、全世界のゴルフショップ・工房には、同じ基準で同じ計測値を得られるための計測器を完備する必要があるはずです! それが、お客様が求めるクラブを造るために、一番初めの大事な部分であると考えるからです。

最近は、小奇麗になったスペースが、宅配便のビニールに覆われた、大きなゴルフバッグでいっぱいなるようになりました。そこには、お客様の真摯な悩みが詰まっているのです。

込められた真摯な悩み