雑誌を眺めていたら・・・。

私自身、週刊誌は買わないのですが、ある顧客さんがいつも2週間分(10冊ほど)を読み終えた後に店に持ってきて下さるので、店にはいつも沢山の雑誌があります。最近は、忙しい?ので読む暇がなかったのですが、今週は暇があったので読んでみようと思ったのです。

相変わらずの内容で、読むと言うよりは、眺めると言った感じでしが・・・。

この時期は、各メーカーが春の新商品を出す時期だけあって、「新登場!!」と新商品のウッドヘッドとアイアンヘッドの写真とスペックや試打評価を載せた記事があったり、「プロの最新クラブセッティング」などの見出しで、クラブセットがキャディーバッグに入った(クラブのバックフェースが見えた)状態とクラブの簡単なスペックが書かれたページがほとんどの雑誌にありました。

メーカー側からすれば、宣伝広告なので、当然の事なのですが・・・? 他には、練習方法やグリップの握り方などなど、スイング(技術的なこと)が多くのページに書かれていました。

私はインストラクターではないので、この様な記事に間違いや読者が誤解を招くような事が書いているかどうかはよく分かりませんが、クラブ(道具)の事については間違い?や、読者が誤解を招くような書き方されている部分が多くあると感じます!(具体的にはまたの機会にまとめて書いてみようと思います!)

特に興味深い記事もなく、パラパラと捲っただけでした。

その時、暇さえあればゴルフ雑誌を読んでいた昔の自分を思い出したのです。昔とは、今から10年ほど前の学生時代に量販店でクラブの販売のアルバイトをしていた頃で、クラブ(道具)に興味を持ち始めた頃でもありました。学校にもゴルフ雑誌を持って行き、授業中でも読んでいたほどでした。

当時は、純粋に雑誌の情報を信じ込み、メーカーのカタログや雑誌で各メーカーの商品の性能や特徴を覚え、勉強?していました。(マニア的な事も随分知っていました。)

その為、クラブ(道具)に詳しい店員と思われ、顧客になって頂けた方も何人か出来、学生アルバイトながら充実感があり、クラブ(道具)を売る仕事も面白いと感じ始めた頃でもありました。

当時、私は、何を根拠(どんな気持ち)でクラブを売っていたのかと考えてしまいました。当然、騙すつもりもなければ、お客様に喜んで頂きたいと言う気持ちは、現在と同じだったはずです・・・。当時は、雑誌やカタログに書いている情報が正しいと思い込んで、量産品を売る事しかできなかった自分が、10年経った今は、その量産品をわざわざ、ヘッド、シャフト、グリップにばらし、組み直す仕事をしているのだから、不思議です!

雑誌を眺めていたら、こんな事を考えていました。