もしも・・・

 現在のクラブの知識を持って市販品(既製品)の販売をするために、店員として量販店のクラブ売り場に立ったとしたならば、異常にクラブに詳しいカリスマ?店員として、売り上げを上げる事ができるのでしょうか・・・?

 量販店でクラブを購入する(しようと考えている)大半の方は、購入したいクラブについての情報を、必ず、なんらかの方法で調べるはずです。

 その方法は、

(1)クラブに詳しい友人、知人に相談する
(2)雑誌を読む
(3)テレビCMを見る

のいずれかの方法をとるのではないでしょうか・・・?

 ゴルフ好きのクラブ詳しい友人、知人もまた、情報源は同じなのでしょうが・・・? 最終的(購入しに行く時)には、本人自身が、ある程度ほしいメーカー、ブランドを決めている状態で、後は値段が安ければ購入しようと考える方が多いように感じます! ゴルフショップの店員に相談し、納得した上で、値段も関係なく購入される方は稀なのではないでしょうか・・・?

 最近、特に、(1)~(3)の方法で、ゴルフショップの店員にわざわざ相談しなくても、身近に情報があるので、お客様のほうが店員よりクラブに詳しいという場合もあるようです。

 店員側としては、当然お客様の購買意欲を掻き立てれば買って頂ける確立は高くなるので、お客様自身が欲しい物を決めて買いに来た場合は、その手間(商品の説明をする努力)がはぶけ、後は値段交渉だけなので誰でも簡単に売る事が出来ます!

 競合店を何軒も回って少しでも安くて、特典がある店で買おうと、お客様は価格が購入の決め手になるのでしょうか・・・? こう考えていくと、家電商品を買う方法と似ているように感じます! 売る側には、ゴルフクラブをテレビや冷蔵庫と同じ様に売って欲しくは無いですし、反対に買う側にも同じ事が言えますが・・・。

 ゴルフの上達を望むゴルファーにとって、ゴルフクラブ(道具)は電源を入れれば動くテレビや冷蔵庫とは違うはずです! 私は量販店でアルバイトしていた頃、沢山の方々にクラブを売っていましたが、一度もクレーム(「飛ばない!曲がる!」)はありませんでした!

 今、そのクレーム?処理をしているのでしょうか・・・?

 最近、T社(海外メーカー)のアイアンが人気のようで、持ち込まれるケースが多く、計測し、修理(リシャフト、ロフト、ライ調整など)する機会があったのですが、上手くいかない(納得した仕上がりが出来ない)ケースがありました。

 詳しくは次話で・・・。

 「もしも・・・」はあり得ない話です!