ナイススイング=ナイスショット、を求めて。

ナイスショットのためにアイアンセットの調整を終え、
「これでアイアンに関しては大きな問題もないですので、しばらくはアイアンを磨いて下さい!
もしも何かあるとすれば、ライ角の微調整くらいでしょうかね?
そうであれば、いつでも来てください!
他のクラブに関しては、アイアンを基準に打っていただいて、もしも、アイアンとは違う打ち方をしなければならない場合は、他のクラブをチェックしに来てください。」
と、お渡しして、とりあえず、店主はホッと胸を撫でおろします。

「しばらくは、このアイアンを打ち込んで、自分のスイングを作ってみます!!」
と言ってくださる方もいれば、
「そうやな、続きに他のクラブも診て~」
とせっかちな方もいらっしゃいます。
様々なスタイルの方が、当店にはお見えになっています。

お客様の他のクラブに「問題があるであろう!?」と考える場合は、クラブの数値を計測してスペック表を作る為に、それらをお預かりすることが基本なのですが・・・。
アイアンの情報を頭に浮かべながら、ウエッジ、UT、FW、ドライバーとバッグから出しながら診てみると、計測するまでもなく!問題が発覚することがあります。

触診段階では、アイアンセットの場合よりも、UT、FW、ドライバーのウッド系の方が問題個所が見えやすいですね!
例えば、
・シャフトの印字を見て、ドライバーよりUTのシャフトが軽い場合・・・
・フェースの向きが、FWだけ2度フックになっていたり・・・
・UTのグリップは細く、フックグリップで、フェースアングルは1度フックになってたり・・・
気が付かない方には、気が付かない部分かもしれません。
自覚症状が無い場合は、ご自身がクラブに合わせて打っている可能性が高いでしょうね!

アイアンセットを磨いてから、他のクラブの磨き方をお伝えできれば、店主は幸いです。

ナイスショットが出たから、ナイススイングが出来た訳では無いし・・・
ナイススイングしたから、必ずしもナイスショットが出る訳でも無いし・・・
ナイススイング=ナイスショットになるように、道具を磨きましょう!