今も昔もトッププロが使うクラブにアマチュアゴルファーは関心があるようです。
プロと同じクラブを使えば、プロのような球が打てると考えてしまうのでしょうか・・・?
私自身もゴルフを始めた頃は、憧れのプロがおり、そのプロと同じクラブを買ってゴルフを始めました。思えば、グローブやキャデーバッグなども、憧れプロの契約していたメーカー品で統一したものでした。
大手メーカーのクラブの売れ行きは、契約選手の活躍次第で左右されるでしょう。
トップレベルのプロ選手ともなれば、大手クラブメーカーと、数年間、多額の契約を交わすことができ、さらに、○○モデルと名づけられた完全オリジナルクラブを造ってもらえます。
当然、メーカー側としては、活躍を期待するはずです。
活躍すれば、そのプロの契約メーカーのクラブは売れます。
かつての私のように、○〇モデルを買う人々がいるからでしょう。
最近のプロのクラブを見てみると、契約メーカーのクラブを使っているといっても、シャフト、グリップを好みのパーツに変えていたり、FWやパターのメーカーは他のクラブと違ったりと、ドライバーかアイアンヘッドの刻印を見て、やっと、そのプロの契約先が判断できるくらいです。
(選手とメーカーの間の契約条件はいろいろ(本数など)あるようです。)
この様な傾向からか、アマチュアゴルファーも既製品のクラブ(特に、ドライバー)をリシャフトされる方が増えています。
今では、一度も打たずに新品のままリシャフトやグリップ交換される方も少なくありません。
一般アマチュアゴルファーの多く方が、当然の様に、シャフトやグリップを交換する時代になった事を喜んでばかりはいられないような気がしています!
何の為に、リシャフトやグリップ交換が必要かを考えずに、単純に「流行っているから~、プロが使っているから~」的な発想では、クラブの性能を上げる事が何処まで出来るのかは疑問です!
ただ単に、パーツを交換しただけでは、[チューンナップ、チューンアップ、tune up]とは言えないのではないでしょうか・・・?
ゴルファーにとって大切なはずのクラブ(道具)を「人気がある~流行っている~」的な発想で、安易にパーツを換える事は、一時的な自己満足に過ぎないのでは・・・?
ゴルフトーナメントの最終日の中継を見て、優勝者のウインニングパットのパターが、そのプロならではの、意味のある調整をされた、こだわりのあるパターであることがたまにあります。すると何故か、応援したくなり、喜んでしまう、今日この頃です!
その昔、店主が愛用したパターです。 |