推測してみて下さい!

 良い仕事をする為には、良い道具が必要です。

 誤った機材で計測すると、誤った計測結果が生まれます。

 調整やオーダークラブ製作などを行う場合に、現状のお客様のクラブを手にとってチェックする事により、確実に解ることは、グリップの向きが正しく(全番手共通して)装着されているか?くらいのことです。

 ソールの傷やフェースの打球跡などを見て、持ち主のある程度の打ち方、球筋、癖などは判断できますし、シャフトを手で曲げてみれば、硬いか軟らかいかくらいは分かりますし、構えてみれば、ロフト角度、ライ角度の大幅な狂いはなんとか分かりますが・・・。

 もう、そんな時代ではないのではないでしょうか・・・?

 来店して頂いたお客様のクラブの数値は、各精密機器で計測し、スペック表に記入して、必ず、コピーして渡すことにしております。

 そのスペック表を見て、推測すれば、持ち主の様々な悩みや癖が見え、どのように修正すれば、良くなるかが見えてきます。

 最も、プレイヤーの悩みや癖が見えるのは、アイアンのロフト角(度)、ライ角(度)のスペックを見た瞬間でしょうか・・・

 では、下記のスペックから、どんなことが推測できるでしょうか・・?

番手ロフト角
(度)
ライ角
(度)
ソール角
(度)
フェースプログレッション
角度ピッチ角度ピッチ
319.558.50計測
 
計測
 
計測
4.02.25
423.560.75
2.50.50
526.061.25
5.01.25
631.062.50
3.50.75
734.563.25
4.51.25
839.064.50
3.01.00
942.065.50
5.00.00
P47.065.50
3.50.25
AW50.565.75
2.50.75
SW53.066.50

 長さは3番で39インチでAWまで、番手間0.5インチ短くなりAWとSWは同じ長さとする。

 上記スペックは、実際に持ち込まれたことのあるアイアンセットの数値です。

 当店の最も信頼できる右腕で計測しています!